そう考えると、答えは自然と「無添加」になりました。
たとえば、スーパーで売っているウインナーなどの加工食品。
この裏面の表記を見たことはありますか?
おそらく見慣れない化学物質の名前がズラリと並んでいるかと思います。
亜硫酸ナトリウムだとかクチナシ黄色素だとか。中には赤色3号などのタール系着色料を使ったものまであります。
このような添加物は、すべてが微量の摂取で害悪となるものではありませんが、
長期の摂取が発がんなどの病気に繋がるリスクがあるものと、
食べ合わせによってカラダの正常な機能を低下させるものがあると言われています。
そんな添加物が使われる理由は、
食品の保存期間を長くしたり、美味しそうな香りや色を付けたり、
本来消費者が摂取する栄養という側面とはほとんど無関係であることが多いのです。
カラダは摂った栄養からしか作られない、
そう考えると食が安全であることは何よりも大切なことかもしれませんね。
無添加であることは、「安心」して食べていただく答え。
また妊娠中・授乳中の女性、胎児や子供や生まれてまもない幼児は、とくに添加物に敏感です。
添加物にあふれた食生活を続けていると、
アレルギーを発症したり、病気になったりするだけでなく
最近問題になっている注意欠陥多動性障害などの神経の病気にもかかりやすくなります。
もちろん添加物を摂らなければよいというだけの単純な問題ではありませんが、
その一因となっていることは最近の研究の中でも言及されています。
わたしたちのように食を提供する立場として、不必要な添加物は極力ゼロにする努力をする。
すべては食する方の健全な心と体の発達のため、欠かせないことだと考えます。